介護関連集会で発言しました
『尋常ならざる事態
各政党に問う どうするつもり? 介護保険』
於:衆議院第一会館第一会議室
主催:ケア社会をつくる会
共催:認定NPO法人ウイメンズアクションネットワーク
NPO法人高齢社会をよくする女性の会
石破首相が現在の介護保険をめぐる状況を見て『尋常ならざる事態』といったそうで、それに対して主催団体が各政党に11項目について質問状を出した。そこで各政党の議員に出席してもらいその返答をしていただく会。それに現場からの意見を発言する人が5名。私はその役割だった。
介護保険をめぐる状況は危機的! 何がって、様々な点で、保険料を払っていても介護保険のサービスが受けられない状況が発生している。特に今回は『訪問介護』つまり自宅での日常生活を支えるサービスが危機的! 訪問介護を実施する事業所が0と1カ所のみという自治体が全国で25%だという。サービス付き高齢者住宅などのように、1つの建物の中だけで『訪問介護』『定期巡回サービス』『デイサービス』をおこなうやり方と、広い地域をカバーして1軒1軒訪問するやり方が同じような報酬体系になっている事態を混乱させている。 私は、特に「訪問介護」とは制度上違う『定期巡回サービス』の必要性・重要性について発言。複雑なのでここでは詳細を紹介しないが、「人生、どういう状態になろうが最期まで自宅で暮らし続けたい」と思うなら、「定期巡回サービス」は宝のサービスだと思う。これをどう周知し日本中に根付くようにするか