移住しました

移住しました        2016年10月1日分

 3月末で仕事を辞めて、さて私は何をしているのでしょう? 「何をしているの? どうせじっとしていられない性格だから何か始めたんでしょう」「暇なら仕事を紹介しようか」などと心配していただきました。ありがとうございます。とても元気にしています。近況をお伝えします。

山の中で
実は、私、移住したんです。場所は『山梨県北杜市』です。話せば長くなるんですが、ずっと考えていたことです。山形県寒河江市幸生というところで生まれ育ちました。四方を山に囲まれ、月山・葉山などの山に包み込まれながら、山の恵みの恩恵に感謝しながらの生活でした。
18歳で上京し、40年もの間東京で生活してきました。東京下町で勉強し、仕事をし、結婚・子育ても精一杯やってきました。
しかし、数年前(50歳代半ば)から「自分は年をとったらどこで暮らすんだろうか?」「このまま東京で生活するのだろうか?」と考えるようになりました。飛行機の上から見た東京周辺(家・住宅・建物だらけ)を見るにつけ、「できれば山が見え、空気がきれいで、花だらけで、ちょっとだけ野菜を作りながら・・・そんなところに住み、暮らしたい」と思うようになりました。

探しました
 そこで、どこがいいのか探しました。高齢になってから探し移住するのはなかなか困難なこと(エネルギーが必要)だと思ったので、比較的若いうちに準備しておこうと、時間を見つけては「地域」「場所」を探し始めました。条件は、①東京から2時間圏内(私も夫も東京での仕事があるので)、②風向明媚、眺望抜群、③地元のみなさんとほどほどの距離でお付き合いできる などです。別荘ではなく、住む地域・家です。
 那須高原、軽井沢、房総、伊豆、富士五胡、清里など、たくさんの地域・物件を見て回りました。
 そしてご縁があったのが、八ヶ岳南面の『山梨県北杜市』です。

軸足を「八ヶ岳」に
 数年前に私が望むとおりの小さな家を建て、3月までは『週末北杜』で通っていました。北杜にいる時間はとても心地よく快適でした。
 そこで、今年3月末の退職を機に、仕事・生活の軸足を八ヶ岳・北杜に移したのです。